パンズ・ラビリンス
こんにちは。勤労感謝の日ですね。
頑張って働いてきた自分に感謝してくれる人は特段いませんので、
自分で自分を甘やかしたいと思います。
しかしながら、11月初旬に長期休暇をとって旅行に行き豪遊したため、
軍資金は全くありやせん。。。
そんなわけで、今日はお城(自宅w)でレンタルDVDの鑑賞しました。
TSUTAYAさんの旧作レンタル100円はありがたい。
ワイン飲みながら、のんびり。
プレミアムロールケーキは苺入りだ~
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公開日:2006年10月11日(スペイン)
監督:ギレルモ・デル・トロ
内戦下を舞台に現実と迷宮の挟間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジー。
…と書かれていました。
この映画も『運命じゃない人』をおススメされたときに教えてもらいました。
ダークファンタジーっこんな感じなんですね。
戦争映画であるので、思わず目を背けてしまうシーンが多かったです。
少女オフェリアの義理の父親である大尉とゲリラたちの戦いについての
描写は痛い、怖い、グロい・・・
ファンタジーの部分はオフェリアの現実逃避なのかと最初は思いましたが、
オフェリアは決してただのメルヘン少女ではないよね。
戦争下の義理の父親の狂気にも気づいていたと思うし、
メルセデスがゲリラ側の人間だと気がついても状況を正しく理解して、
周囲に話したりせず、メルセデスを心配する。
そう現実逃避にしては、楽しい感じじゃないのよ。
では、あのファンタジーな部分はなんだったのか・・・
オフェリアは悪魔に呼ばれていたのかなと思うのです。
この映画の『死』の描きかただったのかなと。
ハッピーエンドだったのか、バッドエンドだったのか・・・
ラストを見て泣いたのは、胸にせまるものがあったから。
オフェリアはとても可愛かったです。
そしてお伽噺の主人公以上に高潔な王女さまでした。
この映画は、きっとまた思い出しては、色々と考えさせられるんだろうな。
とても良い作品に出合えたと思う。
また数年後に見てみたいな。