きみに読む物語
祝日の一日は長いので、2本目です。
友達から、「この映画は本当におすすめだから」と何度も聞かされて、はや何年経ったのか。よく婚活プロフィールに、この映画が好きと書いている方が多かったので気になってきて見ることに。
『きみに読む物語』
公開日:2005年2月5日
監督:ニック・カサヴェテス
原作:ニコラス・スパークス
第一印象は、ベタな恋愛映画なのかな?でした。
「一夏の恋」「格差」「両親の反対」「記憶をなくした老夫婦」
なんとなく、結末が予想できてしまうよね。
唯一、予想外だったのはロンの存在。
こういうお話だと、ロンのような当て馬役には、浮気してたとか、性格最悪だったとか、なにかしら非があってもいいのかなと思ったんだけど、なーんにも非はない。とーっても良い人。かっこいいし お金持ち、面白くてアリーを愛してくれている。アリーも愛してるから結婚しようと思ったのよね。
愛してると言って婚約しておきながら、初恋の人ノアに会いにいってしまうアリーに、同じ女性として責任感ないなぁとか、後先考えない女だなぁと多少嫌な気持ちになりました。
ヒロインへの感情移入は、まぁ置いておいて・・・
おじいちゃん、おばあちゃんになっても、自分たちの恋物語を読んでいるなんて素敵だなとは思う。そして、あのラストシーン。泣くよね、うん。途中まで、「なんだこんなもんか」と思っていましたが、ラストシーンに全部もっていかれました。
婚活してる人のプロフィールに、この映画が多いことにも納得。年老いても夫婦円満でっていうメッセージなんだね、きっと。
私はまた見たい!と思うほどのものではありませんでしたが、恋愛映画見たいなという人にはオススメしたい映画です。
…私のように、ちょっとささくれている女性は見ないほうがいいかも。ヒロイン無理っていう人も出てくると思うから。